修理内容
今回は今まで交換したことないオートマチックトランスミッションフルードの交換依頼でした。
よく、過走行などは交換しないほうがいいなど聞かれますが、その理屈を説明してくれるところが少ないようです。
過走行で一度も交換してないとなるとオイルパンの底に鉄粉が多く堆積している状態です。
ATFというのはオイル自体に洗浄性が強く、その堆積した鉄粉が交換によって撒き上がり、コントロールバルブというATMの変速をコントロールしている部品の通路を詰まらせる可能性があるということで、交換を推奨しないところが多いようですね。
当社では、ATFチェンジャー(交換機)に搭載のされてる精密なフィルターを2段階だったか3段階通すことによって、鉄粉によって詰まらせる原因を排除してくれるという優秀な機械であり、当社からしたら安心して交換をおすすめできる品物でした。
お客様とご相談いたしまして、オイルだけを交換するか、一度も交換したことないのでオイルパンもとりはずしてフィルターまで交換するか予算との兼ね合いも含め相談させていただいた結果、せっかくなのでということでオイルパンも外してすべて洗浄できるところを洗浄させていただき、ストレーナーも交換いたしました。
当社では汎用性ならびに信用性高いWAKO’SのプレミアムSのATFを使用しております。
交換して走行したら、やはりフィーリングが違いますね。
変則時のスムーズさがいいかんじですね。
WAKO’SのプレミアムSの場合、全量交換せず部分交換でも性能を発揮してくれるところが、また良いですね。